
お陰様をもちまして2025年度「和・ゼミ」を盛会のうちに終えることができました。多くの皆様にご参加いただき心より感謝申し上げます。
午前は土屋理事長による音楽療法概論から始まり、次の作業療法士の金田実先生は『音楽療法と作業療法の接点』と題し、音楽療法と多職種との協働についてご提言をいただきました。
午後は当会参与の中山氏が当会の活動の一つである在宅患者様訪問セッション「歌の翼隊」についてのインフォメーション。また音楽療法は相互人間関係的なものであり身体のケアのみならずスピリチュアルケアが必要であること、そして、「命とは」のお話を交えてのお話でした。
高齢者の音楽療法では、佐々木氏が高齢者のフレイルとフレイル予防のための音楽療法を中心に話し、武田氏による眼力(めぢから)を鍛えるリズム打ち、中川氏の歌唱と楽器奏を通じて効果を体感しました。
児童の音楽療法では、本間氏が障害児にとっての音楽療法のお話し、沼畑氏はそれに基づき、様々な楽器を使用しその目的と役割を示され実践致しました。
最後のシェアトークでは、和気あいあいとこれまでの学びから様々な意見が交わされました。
和やかで笑顔溢れる中にも熱気に満ちた学びの場でした。これからも皆様とともに学びを深めてまいりたいと思います。 (担当理事 万仲)
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